公式マニュアル / 用語集

Shadowrocket 用語集

英語の表記はそのままに、使われる場所に応じて意味を確認します。まず画面のモード、プロトコル、ルールアクションを区別し、既存のサブスクリプションやサーバー情報のパラメータを確認してください。

用語30項目 画面表示とルールキーワード カテゴリ別に確認

ShadowrocketはAppleプラットフォーム向けの有料・クローズドソースの商用アプリで、主にiPhoneとiPadで利用できます。入手先はApp Storeのみです。購入前に正規アプリの確認方法で、デベロッパのShadow Launch Technology Limited、公式アイコン、アプリID 932747118をご確認ください。システム要件とデバイスの互換性は、App Storeページの表示をご確認ください。

この用語集は概念を説明するもので、具体的な操作手順に代わるものではありません。初回の読み込みは入門ガイド、設定値やトラブル対処の順序は設定マニュアルをご覧ください。以下では、ユーザー自身がサブスクリプションまたはサーバー情報を持っていることを前提とします。

01 / 画面表示とスイッチ

モード名と操作画面

Global Routing(グローバルルーティング)には、Config(設定)、Proxy(プロキシ)、Direct(直接接続)の3つのモードがあります。モードは接続の処理方法を決めるもので、サーバーの利用可否を示すものではありません。

画面表示とスイッチHome(ホーム)
サーバー項目やサブスクリプショングループを確認し、接続先を選ぶ主な画面です。一覧に項目が表示されていても、接続情報が保存されていることを示すだけで、認証の成功や接続の確立を意味しません。トラブル対処では、まず選択中の項目を確認し、次に接続スイッチと実際のアクセス結果を確認してください。
画面表示とスイッチGlobal Routing(グローバルルーティング)
接続の処理方法を選択するモードです。Config(設定)、Proxy(プロキシ)、Direct(直接接続)があります。Configは現在の設定ルールに従って振り分け、Proxyはプロキシ経由、Directは直接接続で処理します。モードの切り替えとサーバーの変更は別の操作です。テスト前に両方の状態を記録してください。
画面表示とスイッチConfig(設定)
設定管理画面を指す場合と、Global Routingの設定モードを指す場合があります。どちらの意味かは表示位置で判断してください。設定モードでは、現在有効なルールに従って接続先が決まります。サーバーのサブスクリプションを読み込んだだけでは、設定の選択も、すべての接続がプロキシ経由になることも保証されません。
画面表示とスイッチProxy(プロキシ)
Global Routingの選択肢として表示される場合、接続をプロキシモードで処理します。トラブル対処では、設定モードとの条件をそろえた比較に利用できます。誤ったパスワード、無効なアドレス、プロトコルパラメータの不一致を修正する機能ではありません。画面表示のProxyとルールアクションのPROXYは、表記の大文字・小文字だけでなく適用階層も異なります。
画面表示とスイッチDirect(直接接続)
Global Routingの選択肢として表示される場合、選択したプロキシサーバーを経由せずに接続します。直接接続でも、現在のネットワーク、DNS解決、接続先サービスの状態に依存します。デバイスのネットワーク接続を切るわけではありません。Directに切り替えてアクセスできても、直接接続の経路が使えることを示すだけで、プロキシの設定が正しいとは判断できません。
画面表示とスイッチAdd Server(サーバーを追加)
登録済みサーバーの情報を手動入力する画面です。入力項目は選択したプロトコルによって異なります。まず正しいプロトコルを選び、アドレス、ポート、認証情報、トランスポート関連のパラメータを一つずつ確認してください。不明な項目を埋める必要はありません。また、サブスクリプションURLをサーバーのホストアドレスとして入力しないでください。

02 / Settingsの項目

DNS・オンデマンド接続・診断

設定項目は接続動作の調整や状態の確認に使います。問題が起きたときは、一度に一項目だけ変更し、変更前の値を記録してください。複数の条件を同時に変えると原因を特定しにくくなります。

Settingsの項目DNS(ドメイン名解決)
ドメイン名を接続先のIPアドレスに変換します。変換結果がIPアドレスを使うルール判定に使われることもあります。DNSの経路と実際の通信経路を同じものと考えないでください。DNSを変更しても結果がすぐに変わらない場合は、キャッシュ、現在の設定、システムのネットワーク状態を確認し、設定を重ねて追加することは避けてください。
Settingsの項目On Demand(オンデマンド接続)
設定済みの条件に応じてシステムの接続動作を開始し、手動操作の繰り返しを減らす機能です。接続を試みるタイミングを決めるもので、サーバーの選択、プロトコルパラメータ、振り分けルールを置き換えるものではありません。手動で切断したときの動作をテストする場合は、条件による再接続をスイッチが機能していない状態と誤認しないよう、オンデマンド条件も確認してください。
Settingsの項目Ping(応答時間の測定)
応答時間を測定する設定またはテストです。結果は測定方法、対象、測定時のネットワーク状況によって異なります。応答時間が短くてもダウンロード速度が速いとは限らず、一度タイムアウトしただけで、すべての通信に失敗すると判断することもできません。同じ方法で結果を比較し、実際のアクセス結果やログも確認してください。
Settingsの項目Log(ログ)
接続の経過を確認し、ドメイン名の解決、サーバーへの接続、認証、ルール判定など、問題が起きた段階を切り分けるために使います。明確なテスト操作を一度行い、対応する記録を探してください。最後の1行だけから原因を判断するのは避けましょう。ログにはアクセス先やサーバー情報が含まれることがあるため、共有前に機密情報を削除してください。
Settingsの項目Widget(ウィジェット)
システムウィジェットに関する機能で、状態の確認や関連操作への移動に使えます。利用できるウィジェットの種類や内容は、デバイスのシステムとアプリ内の表示をご確認ください。ウィジェットの状態表示は操作画面への案内として使えますが、接続が期待どおりかどうかはアプリと実際のアクセス結果で確認してください。
Settingsの項目iCloud Sync(iCloud同期)
iCloudを利用し、条件を満たすデバイス間でアプリが対応するデータを同期します。同期対象はアプリ内の説明をご確認ください。デバイス全体のバックアップやApp Storeの購入履歴の復元とは異なります。デバイスを変更する前に同期の完了を確認し、引き続き必要なサブスクリプションやサーバー情報は別途安全に保存してください。

03 / プロトコル

プロトコル名とパラメータの確認

プロトコルは、クライアントとサーバーが通信を確立する方法を定めます。名前は性能の順位を示すものではありません。既存サーバーが実際に対応するプロトコルを選び、トランスポート方式とセキュリティパラメータも一致させてください。

プロトコルShadowsocks
プロキシプロトコルの一つです。接続時はサーバーアドレス、ポート、暗号化方式、パスワードなどを一致させる必要があります。暗号化方式はプロトコルのパラメータであり、名前が似ているだけで置き換えることはできません。既存の項目に追加パラメータがある場合は、アドレスとポートだけをコピーせず、元のサーバー情報に従って確認してください。
プロトコルVMess
認証と暗号化の仕組みを備えたプロキシプロトコルです。通常、特定のトランスポート設定も必要です。識別情報、トランスポートの種類、関連項目をサーバーと一致させてください。アドレスが正しくても接続できるとは限りません。トラブル対処では、プロトコル認証とトランスポート層を分けて確認し、デバイスの時刻設定も確認してください。
プロトコルVLESS
軽量なプロキシプロトコルです。プロトコルの認証と、接続を運ぶトランスポートのセキュリティ設定は分けて考える必要があります。項目を読み込んだ後、識別情報とサーバーが指定するトランスポート・セキュリティ設定を確認してください。VMessと似た形式の識別情報を使っていても、接続タイプをそのまま置き換えることはできません。
プロトコルTrojan
通常、TLSで通信を保護し、パスワードで認証するプロキシプロトコルです。アドレス、ポート、パスワードに加えて、サーバー名や証明書の検証要件も確認してください。証明書エラーが発生した場合は、サーバー名、デバイスの時刻、サーバー設定を確認します。検証を無効にする方法を通常の解決策として使わないでください。
プロトコルHysteria2
QUICベースのプロキシプロトコルで、通信には対応するUDP経路が必要です。サーバー認証パラメータが正しくても、現在のネットワークでUDP通信が制限されていると接続できない場合があります。プロトコル名だけで速度は保証されません。帯域幅に関する項目は、実際のサーバー情報に従って入力してください。
プロトコルWireGuard
公開鍵と秘密鍵で認証するトンネルプロトコルです。エンドポイント、鍵、アドレス、ルーティング関連のパラメータを正しく設定してください。公開鍵と秘密鍵は用途が異なり、互いに置き換えられません。秘密鍵は機密情報として管理してください。項目を読み込めても、アドレスやルーティングが現在の環境に適しているとは限らないため、実際に接続を確認してください。
プロトコルHTTP / SOCKS5
HTTPとSOCKS5は別々のプロキシプロトコルで、同じ種類の別名ではありません。認証や通信機能はサーバーの実際の設定によって異なります。ポート番号だけで適切なプロトコルを判断することはできません。通常のHTTPプロキシとSOCKS5は、それ自体が暗号化トンネルを意味するものではないため、通信経路のセキュリティ条件を別途確認してください。

04 / ルールキーワード

判定条件と処理アクション

ルールは通常、判定タイプ、対象、処理アクションで構成されます。まず条件に一致するかを確認し、次に処理の行き先を確認してください。ルールの順序も最終結果に影響します。

ルールキーワードDOMAIN / DOMAIN-SUFFIX
DOMAINは指定した完全なドメイン名に一致し、DOMAIN-SUFFIXはドメインのサフィックスとそのサブドメインに一致します。たとえばDOMAIN-SUFFIX,example.com,PROXYは、そのドメインとサブドメインを対象にできます。対象にはパスを含む完全なURLではなくドメイン名を指定してください。2種類のルールで一致する範囲は異なります。
ルールキーワードDOMAIN-KEYWORD
ドメイン名に指定したキーワードが含まれるかどうかで判定します。通常、完全なドメイン名やドメインサフィックスを指定するより広い範囲に一致します。短い文字列やよく使われる文字列は、意図していないドメインにも一致することがあります。対象を明確に限定したい場合は、DOMAINまたはDOMAIN-SUFFIXで範囲を指定できるか検討してください。
ルールキーワードGEOIP
IPアドレスの地理情報データベースに基づいて判定します。たとえばGEOIP,CN,DIRECTのように記述します。判定対象はデータベース上のアドレスの地域情報であり、Webページの言語、コンテンツの提供元、サイト運営者の所在地ではありません。データベースの更新、ドメイン名の解決結果、キャッシュによって実際の判定が変わることがあります。
ルールキーワードIP-CIDR / IP-CIDR6
IPv4とIPv6のアドレス範囲にそれぞれ一致します。スラッシュ以降のプレフィックス長によって範囲が決まります。プレフィックス長を誤ると一致範囲が広がり、無関係な接続まで同じポリシーの対象になることがあります。IPv4のルールだけではIPv6を自動的にカバーできないため、対象が実際に使用するアドレスファミリーも確認してください。
ルールキーワードFINAL
それ以前のルールに一致しなかった接続を処理します。通常、ルールリストの末尾にフォールバックとして配置します。FINAL,PROXYは、残りの接続をPROXYが指定する処理ポリシーに渡すことを意味します。サーバーの利用可否をテストする命令ではありません。すでに前のルールに一致した接続は、末尾のフォールバックルールでは再判定されません。
ルールキーワードPROXY / DIRECT / REJECT
これらの大文字キーワードはルールアクションを示し、ドメイン名やプロトコルではありません。PROXYはプロキシポリシーに渡す、DIRECTは直接接続する、REJECTは接続を拒否することを意味します。PROXYが最終的に使用する対象は、現在の設定と選択内容も確認してください。これらはGlobal RoutingのProxy、Directとは異なる階層の設定です。

05 / サブスクリプションと設定

データの取得元・読み込み・購入履歴

サーバーのサブスクリプションは接続項目を更新し、設定ファイルは処理ロジックをまとめ、App Storeの購入履歴はアプリの購入を記録します。それぞれ別に保存・復元されるため、アプリの復元で接続情報も戻るとは限りません。

サブスクリプションと設定Subscribe(サブスクリプション)
ユーザーがすでに持っているサブスクリプションURLを使って、サーバー項目を取得・更新する仕組みです。URLは利用中のサービス提供元から入手してください。アクセス認証情報が含まれる場合があるため、公開ページ、スクリーンショット、ログに貼り付けないでください。更新するとサブスクリプションの内容に応じて関連項目が更新されますが、期限切れの認証情報が自動で修復されたり、すべての振り分けルールが変更されたりするわけではありません。
サブスクリプションと設定Server(サーバー項目)
プロトコル、ホストアドレス、ポート、認証情報などを保存する接続項目です。一覧の名前は主に項目の識別に使います。名前が同じでもパラメータが同じとは限らず、名前が異なっても同じサーバーを指す場合があります。トラブル対処や重複項目の整理では、表示名やグループ名だけでなく実際の項目を比較してください。
サブスクリプションと設定設定ファイル
ルール、DNS、その他の処理オプションをまとめ、設定モードで接続をどのように振り分けるかを決めます。サーバーのサブスクリプションは主に接続先を更新し、設定ファイルは主に処理ロジックを定めるため、単純に置き換えることはできません。新しい設定を有効にする前に、元に戻せるコピーを保存し、設定内で参照するポリシーが実際の接続先に対応していることを確認してください。
サブスクリプションと設定Scan QR Code(QRコードをスキャン)
QRコードに含まれる接続情報を読み込む画面です。QRコードはデータの入れ物であり、それ自体がプロトコルではありません。提供元が明確で、自分が利用しているサービスの情報だけを読み込み、保存後に認識されたプロトコルと必要な項目を確認してください。認証情報が含まれることもあるため、通常の画像として公開・共有しないでください。
サブスクリプションと設定購入済み項目
App Storeの購入アカウントに紐づくアプリの購入履歴です。条件を満たす場合、再ダウンロードに利用できます。購入履歴を復元しても、サブスクリプション、サーバー項目、ローカル設定が同時に復元されるとは限りません。これらのデータは別途確認してください。iPhoneとiPadでの購入の適用範囲、およびその他のデバイスとの互換性は、App Storeページの表示をご確認ください。

読み込みから初回接続まで順に進める場合は入門ガイドをご覧ください。購入や接続に関する表示で問題が起きた場合は、よくある質問をご確認ください。用語の説明は項目の判別に役立ちますが、実際の入力項目、利用できる選択肢、設定画面の場所はアプリ内の表示をご確認ください。

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